CUREFIP.COMについて
CureFIPの歴史
CUREFIP.COMは、猫伝染性腹膜炎(FIP)と闘う猫と飼い主のために生まれたプロジェクトです。
私たちの活動は、2019年の夏、友人の猫がFIPと診断されたことから始まりました。
当時、獣医師から告げられた言葉は非常に残酷なものでした。
「FIPは治療できない病気です。」
FIPは長い間、猫にとってほぼ致命的な病気と考えられてきました。
多くの飼い主が、愛猫を救う方法がないまま絶望を経験してきたのです。
友人は猫を家族の一員として、まるで自分の子どものように大切に育てていました。
そのため、この診断は大きな衝撃でした。
当時提案された治療は、ステロイドによる炎症の抑制のみで、あくまで症状を一時的に和らげるための対症療法に過ぎませんでした。
私自身も、バターとポーキーという2匹の猫を飼っていました。
その出来事をきっかけに、私たちはFIPという病気について深く調べ始めました。
希望との出会い
数週間後、友人と再会したとき、驚くべきことが起きていました。
それまで衰弱していた猫の状態が、明らかに改善していたのです。
友人は、GS-441524という実験的な抗ウイルス治療を試していました。
そして、その治療が実際に効果を示し始めていたのです。
私たちは、この治療についてさらに詳しく調べ始めました。
なぜ獣医師は「治療不可能」と言ったのか。
なぜこの治療は効果を示しているのか。
その答えを求めて、世界中の研究論文や臨床データを調査しました。
FIP研究の重要な発見
調査を進める中で、いくつかの重要な事実が明らかになりました。
FIPに対する正式に承認された治療薬は存在していないものの、
いくつかの研究機関ではすでに有望な抗ウイルス治療の研究が進められていたのです。
特に注目されていたのが、次の2つの治療法でした。
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GC-376
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GS-441524
これらはアメリカやヨーロッパで行われた臨床研究において、FIPの猫に対して良好な結果を示していました。
中でもGS-441524は、カリフォルニア大学デービス校の
Niels Pedersen博士の研究チームによって開発され、FIP治療において非常に高い効果を示しました。
臨床研究では
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80%を大きく超える回復率
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低い再発率
が報告され、FIP治療における大きな希望となりました。
それでも治療は広まらなかった
しかし、ここで大きな問題がありました。
この治療が存在しているにもかかわらず、
多くの猫が依然としてFIPで命を落としていたのです。
その理由は主に3つありました。
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動物用医薬品としての正式承認が進んでいない
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獣医師がこの治療法について十分な情報を持っていない
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安定した品質の治療薬を入手する方法が限られている
つまり、希望は存在しているのに、必要な猫のもとに届いていないという状況でした。
私たちが行動を起こした理由
この状況を変えるため、私たちは行動を起こしました。
まず、中国で多くのFIP症例を治療している動物病院と協力し、
GS-441524の供給体制について検討を始めました。
その結果、海外の猫の飼い主にも治療を提供できるよう、
複数の製造パートナーと連携を開始しました。
当初は
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Slayer
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Hua Hua
というブランドと協力していました。
しかし、独立した研究機関による分析により、
製品のロットによって有効成分濃度が10〜15mg/mlの範囲で変動することが確認されました。
これは、医療製品として決して望ましい状態ではありませんでした。
品質へのこだわり
そこで私たちは、品質の一貫性を最優先課題として取り組みました。
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厳格な製品選定
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独立研究機関による品質検査
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信頼できる製造パートナーとの協力
これらの取り組みにより、現在では
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濃度
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純度
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品質
が安定したGS-441524製品を提供できる体制を整えています。
世界中の猫を救うために
現在、CUREFIP.COMを通じて、世界中の猫の飼い主がFIP治療の情報とサポートにアクセスできるようになりました。
私たちは、これまでに多くの猫が回復していく姿を見てきました。
そして、その数は今も増え続けています。
私たちの約束
私たちの目標はシンプルです。
FIPで苦しむ猫を一匹でも多く救うこと。
そのために私たちは
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信頼できる情報を提供し
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高品質な治療を届け
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世界中の飼い主を支援する
活動を続けています。
FIPと闘うすべての猫と飼い主のために。
それが、私たちCUREFIP.COMの使命です。
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