🐾【FIPの種類】眼性FIPと神経性FIPとは?
- CureFIP Japan
- 5月19日
- 読了時間: 3分
FIP(猫伝染性腹膜炎)は進行すると、目や神経にまで影響を及ぼすことがあります。 このページでは、**FIPの2つの重度タイプ「眼性FIP」と「神経性FIP」**について、症状・診断・治療法をわかりやすく丁寧に解説します。大切な愛猫を守るために、早期発見と適切な治療がカギです。

🔍 眼性FIPとは?
眼性FIP(がんせいFIP)は、FIPウイルスが猫の目に影響を及ぼすタイプです。 体内で炎症を引き起こし、目にさまざまな症状が現れるのが特徴です。
主な症状:
虹彩の色の変化(色むら)
目の充血
ぶどう膜炎(目の内側の炎症)
瞳孔の左右差
目の濁りや視力の低下
涙目・目やにが増える
注意点:眼性FIPの症状は結膜炎や通常の目の病気と見分けにくいこともあります。症状が続く場合は、FIPを疑ってすぐに獣医師の診察を受けましょう。
🧠 神経性FIPとは?
神経性FIP(しんけいせいFIP)は、FIPウイルスが中枢神経系(脳や脊髄)に影響を与える重篤なタイプです。 進行が早く、早期治療をしないと命に関わる可能性があります。
主な症状:
後ろ足がふらつく(運動失調)
けいれん・震え
頭が傾く(斜頸)
自分の体をうまく動かせない
意識障害・性格の変化
トイレを失敗する(排泄のコントロールが効かない)
神経症状が出ると、日常生活に支障をきたすようになります。CureFIP Japanにも、神経性FIPで歩行困難になった猫が治療で回復したケースがあります。
✅ 眼性FIPと神経性FIPの違い・共通点
比較項目 | 眼性FIP | 神経性FIP |
影響する部位 | 目(虹彩、網膜、ぶどう膜など) | 中枢神経(脳・脊髄) |
主な症状 | 目の炎症、視覚異常、瞳孔の異常 | ふらつき、けいれん、性格変化 |
診断の難しさ | 他の目の病気と見分けが難しい | MRIやCSF検査が必要なこともある |
治療期間 | 比較的短期で反応することがある | 治療期間が長く、忍耐が必要 |
共通点 | FIPウイルスによる免疫反応が原因 | GS-441524の治療が効果的とされる |
💊 治療法:CureFIP Japanの治療オプション
眼性・神経性FIPは非滲出型(ドライタイプ)FIPに分類され、治療には高濃度の抗ウイルス薬が必要です。 CureFIP Japanでは、GS-441524を有効成分とした注射薬・経口薬を取り扱い、回復事例も多数報告されています。
眼性FIPの治療のポイント:
経口タイプ(カプセル)の使用も可能な場合あり
しかし、症状が重ければ注射での投与が望ましい
神経性FIPの治療のポイント:
通常より高濃度のGS-441524を注射で投与
少なくとも84日間の継続投与が基本
初期段階で治療を開始すれば完治の可能性も十分にあり
💡 CureFIP Japanでは、獣医師のサポートのもと正確な用量計算ができる「FIP治療用量計算ツール」も提供中!
🐱 FIP治療でお悩みの方へ
眼や神経に異常が見られたら、FIPの可能性を視野に入れた迅速な対応が愛猫の命を救います。 CureFIP Japanは、日本全国の猫と飼い主様に信頼されるFIP治療情報と製品を提供しています。 もし不安な症状があれば、まずは私たちのサイトでFIPの理解を深め、獣医師と連携して治療を進めましょう。
✅ まとめ
眼性FIPと神経性FIPは、FIPの進行によって現れる深刻なタイプ
初期発見・早期治療が治癒のカギ
GS-441524による治療が有効で、CureFIP Japanでは実績多数
愛猫に異変を感じたら、すぐに行動を!