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FIP治療の費用はいくら?日本での総額と内訳ガイド2025

「FIPと診断されたけれど、治療費はいくらかかるの?」

愛猫が猫伝染性腹膜炎(FIP)と診断された瞬間、飼い主さんの頭をよぎる不安のひとつが「費用」の問題です。命を救いたい気持ちは強くても、現実的にどれくらいの金額が必要なのか、内訳はどうなっているのか、明確な情報がないまま治療を始めるのは不安ですよね。

慌てないでください。まず落ち着いて、必要な費用の全体像を一緒に確認しましょう。この記事では、CureFIP Japanが、日本でのGS-441524治療にかかる費用を、薬剤費・検査費・通院費まで含めて、わかりやすく解説します。

FIP治療の費用はいくら?日本での総額と内訳ガイド2025
FIP治療の費用はいくら?日本での総額と内訳ガイド2025

FIP治療費用の全体像、なぜ「総額」で考えるべきなのか

FIPの治療費を考えるとき、薬剤1本あたりの値段だけを見ても全体像はつかめません。なぜなら、FIPの標準治療は84日間(12週間)という長期にわたるためです。

UC DavisのPedersen博士らによる2019年の臨床研究では、GS-441524による単剤療法で約92%の成功率が報告されています。この成功率は「84日間、適切な用量で投与を続けた場合」の数字であり、途中で中断すると薬剤耐性リスクが高まり、再発の可能性も上がってしまいます。

つまり、FIP治療の費用は「84日分の総額」で計算する必要があるのです。


費用を構成する主な項目

1. 抗ウイルス薬の薬剤費(最大の支出項目)

2. 診断・初診時の検査費用

3. 治療中のモニタリング検査費

4. 通院・診察料

5. 肝臓・腎臓のサポート用補助製品(必要に応じて)

それぞれの項目について、具体的な金額の目安を見ていきましょう。


1. 薬剤費、GS-441524の値段と84日間の総額

最も大きな割合を占めるのが、抗ウイルス薬の費用です。CureFIP Japanで取り扱っている主な製品を、症状タイプ別に整理します。

注射剤(インジェクション)の選び方と価格

FIPには4つのタイプがあり、それぞれ推奨される投与量が異なります。

  • ウェットタイプ(滲出型):6 mg/kg

  • ドライタイプ(非滲出型):8 mg/kg

  • 眼型(オキュラー):10 mg/kg

  • 神経型(ニューロロジカル):10 mg/kg

CureFIP Japanで提供している主な注射剤は以下の通りです。

| 製品名 | 濃度 | 価格 |

|---|---|---|

| GS-441524 抗ウイルス剤 20mg/ml | 20 mg/ml(8ml, 10ml) | ¥10,900 |

| CureFIP™ GS-441524 + B12 注射剤 | 20 mg/ml + B12(8ml, 10ml) | ¥11,900 |

| CureFIP™ GS-441524 注射剤 30mg/ml 10ML | 30 mg/ml | ¥16,600 |

| CureFIP™ GS-441524 注射剤 40mg/ml 10ML | 40 mg/ml(8ml, 10ml) | ¥18,900 |

体重が軽い猫ちゃん(ウェットタイプ)であれば20 mg/ml濃度で十分対応できますが、体重が重い、あるいは眼型・神経型のように高用量が必要なケースでは、30 mg/mlや40 mg/mlの高濃度製剤を選ぶことで、1日あたりの注射量を減らせます。

注射剤の総額の考え方

投与スケジュールは「1日1回の皮下注射を7日間、これを12週間(84日間)」継続します。必要なボトル数は、猫の体重、症状タイプ、選んだ濃度によって変わります。

例えば、体重3kgのウェットタイプの猫ちゃんの場合、1日の必要量は約0.9 ml(6 mg/kg × 3kg ÷ 20 mg/ml)。84日間で約75.6 mlとなり、必要な本数は獣医師と相談しながら算出します。

具体的な必要本数と総額は、愛猫の体重・症状・選択する濃度によって異なるため、診断書を持って獣医師にご相談ください。

経口カプセル、デュアル抗ウイルス療法という選択肢

注射が難しい飼い主さんや、毎日の皮下注射による猫ちゃんのストレスを軽減したい場合には、経口カプセルという選択肢もあります。

CureFIP™ 経口カプセル|猫FIP治療 ダブル抗ウイルス配合(GS-441524 + EIDD-1931)|¥20,990

この製品はGS-441524とEIDD-1931という2つの抗ウイルス成分を組み合わせた次世代治療です。Li and Cheah(2025)の臨床データでは、デュアル抗ウイルス療法で78.3%の寛解率が報告されています。

用量は体重別に設定されています。

  • 2.5 kg未満:GS-441524 25 mg + EIDD-1931 5 mg

  • 2.5〜5 kg:GS-441524 35 mg + EIDD-1931 8 mg

  • 5 kg超:GS-441524 50 mg + EIDD-1931 12 mg

1日1カプセルを毎日、推奨期間は12週間です。

なお、経口カプセルは眼型・神経型の症状が出ているケースや、自力で食事・排泄ができない状態の猫ちゃんには推奨されていません。これらの症状がある場合は、注射剤による治療を獣医師と検討してください。


2. 診断・検査費用、治療を始める前に必要な支出

抗ウイルス薬の費用だけでなく、診断と治療開始前の検査にも費用がかかります。

初期診断にかかる主な検査

  • 血液検査(一般・生化学):A/G比、グロブリン、肝酵素、腎機能の確認

  • 腹水・胸水の採取と分析(ウェットタイプの場合):Rivalta試験など

  • 画像診断:超音波検査、レントゲン検査

  • PCR検査:猫コロナウイルス(FCoV)の検出

  • 眼科検査・神経学的検査:症状に応じて

これらの検査費用は動物病院によって異なりますが、初期診断だけでも数万円規模の支出になることが一般的です。

治療中のモニタリング検査

FIP治療では、薬が効いているかを確認するために定期的なフォローアップが欠かせません。

一般的には、治療開始から2週間後、4週間後、8週間後、12週間後(治療終了時)、そして治療終了後の経過観察期間にも血液検査を実施します。グロブリン値、A/G比、ヘマトクリット、肝酵素などの推移を見ながら、回復状況を判断します。


3. 通院・診察費用

初診料、再診料、皮下注射の指導料など、動物病院ごとに料金体系は異なります。在宅で飼い主さん自身が注射を行うケースが多いものの、最初の数回は獣医師に指導してもらうのが安全です。


4. 肝臓・腎臓のサポート、補助製品について

抗ウイルス薬は強力に作用するため、治療中は肝臓や腎臓への負担を軽減するためのサポートが推奨される場合があります。CureFIP Japanでは、こうした臓器サポート用の補助製品も併せてご提案しています。

これらはFIPの治療薬ではなく、あくまで補助的な位置づけです。導入の要否は獣医師と相談してください。


費用を抑えるための4つの重要ポイント

1. 早期発見・早期治療を心がける:症状が進行してから治療を始めると、高用量・長期の対応が必要になりやすく、結果的に総額が膨らみます。

2. 適切な濃度の製剤を選ぶ:体重が重い猫ちゃんには高濃度製剤(30 mg/ml、40 mg/ml)の方が、1日あたりの注射量と長期コストの両面で効率的なことがあります。

3. 治療を中断しない:途中で薬を切り替えたり、中断したりすると、薬剤耐性リスクが高まり、再治療でかえって費用が増える可能性があります。

4. 信頼できる供給元から購入する:純粋GS-441524の流通には品質のばらつきという根本的な問題があります。臨床エビデンスに裏打ちされた製剤を選びましょう。


治療費が不安なときに考えたいこと

FIPは、ほんの数年前まで「手遅れ」と言われていた病気です。しかし、GS-441524の登場により、世界では2019年以降100,000件以上の回復例が報告されています。CureFIP Japanは、その流れの中で、日本の飼い主さんに次世代治療を届けるためのブランドです。

費用は決して小さな金額ではありません。けれど、84日間という限られた期間で、愛猫の命を救える可能性があるという事実を、まず知っていただきたいのです。

東京・大阪をはじめ、日本全国の動物病院でGS-441524ベースの治療に対応する獣医師が増えています。治療費の見積もりは、診断書を持って獣医師に相談することで、より正確な金額を把握できます。


FAQ、FIP治療費用についてよくある質問

Q1. FIP治療の費用は、診断後すぐに全額用意する必要がありますか?

A. 必ずしも一括ではなく、薬剤は段階的に購入することも可能です。ただし、治療を始めたら84日間継続することが成功率の鍵となるため、開始前に総額の目安を立てておくことを強くおすすめします。獣医師に「84日分のおおよその必要量」を相談しておくと安心です。

Q2. 注射剤と経口カプセル、どちらが費用面でお得ですか?

A. 単純な金額比較ではなく、愛猫の症状タイプと体重で判断する必要があります。眼型・神経型や、食事・排泄が難しいケースでは経口カプセルは推奨されないため、注射剤が選択肢となります。ウェット・ドライタイプで、注射のストレスを避けたい場合には、デュアル抗ウイルス配合の経口カプセル(¥20,990)も検討の余地があります。

Q3. 治療中に肝臓の数値が悪化したらどうすればよいですか?

A. まずは獣医師に相談してください。肝酵素の上昇は、治療中に見られることがあります。必要に応じて肝臓サポートの補助製品を併用したり、用量を調整したりすることで対応するケースがあります。自己判断で薬を中止せず、必ず獣医師の指示に従ってください。

Q4. 治療後、再発した場合の費用はどうなりますか?

A. 再発した場合は再治療が必要となり、追加の薬剤費・検査費が発生します。だからこそ、初回の治療を中断せず、適切な用量で84日間完遂することが、結果的に費用を抑える最も確実な方法です。臨床データでも、用量不足や治療期間の短縮が再発の主要因として指摘されています。

Q5. CureFIP Japanの製品はどこで購入できますか?

A. CureFIP Japanの製品は公式サイト(curefipjapan.com)でご案内しています。購入前には必ず獣医師の診断を受け、症状タイプ・体重・推奨用量を確認したうえで、適切な製剤を選んでください。費用や用量について不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。

愛猫の命と向き合うこの時間は、飼い主さんにとって本当につらい時期だと思います。けれど、正しい情報と適切な治療があれば、希望は確かにあります。CureFIP Japanは、その一歩を支える存在でありたいと願っています。

 
 
 

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