慌てないで:獣医師が猫のFIPを疑ったときに取るべき行動
- CureFIP Japan

- 1 分前
- 読了時間: 5分
動物病院で 「FIPの疑いがあります」 と告げられた瞬間、多くの飼い主さんは頭が真っ白になります。突然の不安、恐怖、そして「今すぐ何かをしなければ」という焦り。これはとても自然な反応です。

もしあなたの猫に FIPの症状 が見られる場合、この文章は、気持ちを落ち着け、状況を正しく理解し、冷静で責任ある次の一歩を考えるためのガイドです。
本記事は教育目的の情報提供です。診断や治療を行うものではなく、必ず獣医師との連携を前提としてください。
なぜこの瞬間はここまで不安になるのか
猫のFIP(猫伝染性腹膜炎) は、長年「治療が難しい病気」として知られてきました。現在でも、日本語で検索すると、古い情報や強い感情表現を含む体験談が多く見つかります。
診察後に多くの飼い主さんが目にするのは:
過去のデータに基づいた記事
感情的なSNSや掲示板の投稿
相反する意見
不安をあおる表現
これらは理解を助けるどころか、不安を増幅させてしまうことがあります。
大切なのは、「今の医療は過去とは違う」という事実です。獣医学の進歩、抗ウイルス治療の登場、そして正しい知識を持つ飼い主の存在が、FIPの経過に大きな影響を与えるようになっています。
怖いと感じるのは当然です。でも、慌てる必要はありません。
👉 詳しく読む: CureFIPによるFIP治療の最新情報
「FIP疑い」とは実際にどういう意味か
FIP は、単一の検査だけで確定診断することが非常に難しい病気です。特に初期段階では、多くの獣医師が 「疑い」 という表現を使います。
日本の臨床現場でも、以下を総合的に判断することが一般的です。
臨床症状(発熱、体重減少、元気消失、神経症状など)
血液検査(グロブリン値上昇、A/G比の低下、炎症マーカー)
画像診断(超音波検査、X線)
他疾患の除外
時間経過による症状の変化
つまり「FIP疑い」という言葉は、曖昧さではなく医学的に慎重で正しい表現です。
FIPの主なタイプ
FIPの症状がある猫 は、以下のいずれか、または複数のタイプを示すことがあります。
ウェットFIP:腹腔や胸腔への液体貯留
ドライFIP:体重減少、発熱、臓器炎症(液体貯留なし)
神経型FIP:ふらつき、けいれん、行動変化
眼型FIP:目の炎症、視覚異常
初期段階では、これらが重なって見られることも珍しくありません。
今すぐできる、落ち着いた行動ステップ
焦って決断する前に、次の点を整理しましょう。
1. 医療記録をすべて集める
血液検査結果、画像診断の所見、診療メモのコピーを保管してください。今後の経過観察に不可欠です。
2. 初期検査の意味を確認する
どの数値が重要で、今後どう変化を見るのかを獣医師に確認しましょう。
3. 症状を記録する
食欲、体重、行動、活動量の変化を日々メモしてください。
4. 獣医師と率直に話す
治療の考え方、モニタリング、今後の見通しについて落ち着いて相談しましょう。
5. 毎日の継続が必要なことを理解する
現在の 猫のFIP治療 は、飼い主の継続的な関与が前提になります。
6. 不要な先延ばしは避ける
パニックは不要ですが、情報収集だけで長く止まることもリスクになります。
FIPは現在、治療可能なのか
はい。現在では抗ウイルス治療がFIPの考え方を大きく変えています。ただし、結果は以下の条件に大きく左右されます。
できるだけ早い対応
体重・症状に合った正確な投与量
毎日の継続
定期的な血液検査によるモニタリング
飼い主の理解と協力
医療的責任として、「奇跡」や「完全な治癒」という表現は使いません。一般的には 寛解、回復、治療反応という言葉が用いられます。
不安から起こりやすい誤り
多くの問題は、愛情不足ではなく不安から生じます。
よくある例:
ネット情報を探し続けて判断が遅れる
投与量を自己判断で減らす
良く見えると投与を休む
方針を頻繁に変える
血液検査を省略する
信頼性の低い情報源を信じる
正しい知識と計画が、これらを防ぎます。
CureFIP Japanが果たす役割
2019年から CureFIP Japan は、世界中で多くの猫と飼い主を支援してきました。その役割は「販売」ではなく、治療理解と実行支援です。
CureFIPは以下を重視しています。
教育を最優先
獣医師との協力
投与計画の整理
モニタリングの重要性
飼い主が判断できる情報提供
奇跡を約束する存在ではありません。治療を正しく続けるための伴走者です。
回復の過程でよく見られる変化
FIPからの回復 は猫ごとに異なりますが、共通点もあります。
初期:食欲改善、発熱の消失、活動量増加
中期:体重安定、血液数値の改善
後期:神経・眼症状は回復に時間がかかる場合あり
重要なポイント:
治療は数週間以上続くことが多い
最後まで完了することが非常に重要
途中中断は再発リスクを高める
治療後のフォローも必要
よくある質問(FAQ)
現在、猫はFIPから回復できますか?
適切な管理と継続により、多くの猫が寛解に至っています。
どのくらい早く行動すべきですか?
早さは重要ですが、冷静で情報に基づく判断が必要です。
FIPは感染しますか?
FIP自体は感染症ではありません。体内でのウイルス変異が原因です。
治療期間はどのくらいですか?
一般的に数週間以上、毎日の対応が必要です。
重要な検査は何ですか?
炎症指標、血清タンパク、臓器機能の評価です。
治療後に再発することはありますか?
はい。特に治療を途中で止めた場合に起こり得ます。
最後に:落ち着いて、備えるという選択
もし獣医師から FIPの症状 を指摘されたら、まず深呼吸してください。今は、過去よりも多くの知識と支援があります。
冷静な判断、獣医師との連携、そして継続。それが、猫にとって最善の道になります。
もしあなたのペットの猫がFIPの症状を示す場合は、すぐに近くの獣医に連れて行き、正確な診断と治療を受けさせてください。FIPウイルスとその治療についてさらに相談したい場合はLineでCureFIP Japanに連絡するか、InstagramのCureFIP Japanを訪れてサポートを受けることができます。また、FIPに関する完全なガイドを読みたい場合は、こちらをクリックしてください。
.png)



コメント